不妊治療記 in マニラ | 2023

フィリピン・マニラでの不妊治療の記録を夫婦で綴ります。

【マニラで不妊治療⑥】はじめてのIUI(人工授精)その2

こんにちは、さくらです。

 

今回は、初めてのIUI(人工授精)に向けて、Day-10(生理10日目)の事前検査のために通院しました。

 

8:30の予約で、所要時間2時間程度でした。

おおまかな流れとして、超音波検査→医師による診察→看護師からの詳細説明、という感じです。

 

ウルトラサウンド(超音波検査)は、今も怖いし、違和感もありますが、初めて横のモニターを見れるくらいに慣れてきました(今までは、先生が何か説明してくれてもモニターを見る余裕がなくて目をつぶってました笑)。

 

先生とのコンサルテーションで、卵の大きさが18以上になるとIUIができるが、すでに20あるとのことで、大きさが十分なので2日後にIUIをすることになりました。コロナ対策として、その日に夫婦ともにPCR検査を受けて、翌日(IUIの前日)までに陰性結果をメールで提出するように指示されました。これがないとIUIはできないという病院のルールだそうです。

 

当日まで激しい運動を避けて、プールやお風呂など、水に浸からないように指示されました。


そして、最後に看護師さんからは、自己注射の説明を受けました…!!クリニック内のパソコンコーナー(動画資料を閲覧するためのパソコンが2台設置されています)に行って、動画を再生しながら自分のスマホでも録画するように言われました。

ただ、その動画は注射のやり方は同じだけど、違う薬の動画なので、動画では2本の瓶を混ぜてるけど、今回は1本でやるよ、というややこしい設定…。初めてのことで不安な状態なんだから、「このまま真似すれば大丈夫」っていう状態の動画を用意してほしかった…(笑)


とりあえず、動画をコピーしたものの…自分でできる気がしません。注射は厳密に時間が決まっていて、本日の20時に打つ必要があります。

その他、IUIまでの3日間、毎食後に飲むように薬を処方されました。

 

注射器が冷蔵保存とのことで、一旦帰宅して、冷蔵庫に入れてから、近所でPCR検査を受けるために、Singapore Diagnosticsというクリニックに行きました。やまとが以前、事前の精子検査で利用したクリニックですね。(その時のブログはこちらから)

結果はすぐにメールで受け取ることができ、クリニックへ転送しました。

 

本日のお会計です。

Bscope P955
Follow-up P986
注射器 HuCoG P1,680
KATOでの 小計 P3,621

 

飲み薬 Progynova

 

PCR検査(P2,100×2人分) P4,200 

 

 

~~~そして、20時~~~

 

さて、初めての自己注射ですが…やはり、無理でした。。。

このブログを読んでくださっている方は、採血でどれだけ私が大げさに苦しんでいるかご存知の通り、とにかく注射が大の苦手です…。

 

こんな時に頼りになるのがやまとです。結果的に、全部やってもらいました笑

 

とにかく不安でたまらなくて、薬を調合する時点から「これで本当に合ってるの?」「注射器に空気が入ったらどうするの?!」とわめき散らしながら、いざ着座した状態で注射をしてもらおうといましたが、怖すぎて泣き出してパニックに。そのまま刺すのが無理で、ソファに横になり、クッションで顔を抑えながら、注射針が見えない状態にして、再チャレンジ。プスっと刺してもらい、無事に終わりました…。

 

私のパニック状態にかなりイライラしているのを感じましたが、ぐっとこらえて、注射を打ってくれたやまとに感謝です。本当にありがとう。

 

注射され終わって、そのままぐったりソファに横たわっていると、「なんでもう産んだ気になってるの!」と喝が…笑 自己注射(自分で打ってないから、自己注射ではない)という大仕事を終えて、終わった気になりましたが、まだまだ道半ば。一歩ずつ乗り越えて、進んでいきたいと思います。

 

ちなみに全然痛くなかったです!ほんとに怖かっただけ。

 

さて、最後に、初めて人に注射を打ったやまとにも感想を聞いてみましょう。

 

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医者になった気分で楽しい。

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以上、次回はついにIUI(人工授精)本番です!