不妊治療記 in マニラ | 2023

フィリピン・マニラでの不妊治療の記録を夫婦で綴ります。

【マニラで不妊治療②】血液検査

こんにちは、さくらです。

先日、KATO REPRO BIOTHECH CENTERのオンライン診察を受けて、妊娠できる身体の状態かどうかを確認するために、血液検査と卵管造影検査を行うことになりました。今回は、血液検査をするために、初めてKATOに来院しました。私一人での来院です。

 

当日の流れに沿って、書き出してみます。

 

まず、コロナ対策で、事前にSMSで送られてきたGoogleフォームで簡単な体調のアンケート(熱がないかなど)を回答しておきます。

 

エレベーターでKATOのある8階に到着すると、目の前にガードの方がいて、Patient Number(診察番号)と予約時間を確認されます。検温した後、クリニックに入り、受付に向かいます。予約時間の10分前にならないとクリニックに入れないことになっていますが、15分前に到着しても通してもらえました。

 

受付に行って、初めての来院であることを伝えると、Patient Numberと生年月日を聞かれます。初回なので、指紋の登録と顔写真の撮影も行いました。

 

その後は、モニターにPatient Numberと行先(例:xx room 101)が表示されるまで、待合室で待ちます。

 

10分ほど待つと、血液検査室に呼び出されました。入室すると、カウンター越しに看護師さんがいて、ボトルの名前が本人と同じかどうか確認を求められました。ボトルがなんと…3本も…!!!前回のオンライン診察で、TSH、Rubella IgG、AMHの3つを血液検査するとは聞いていたのですが、検査内容ごとに3ボトルも必要なのを知りませんでした…。私は、注射や採血が大の苦手なのです…。何年か前に日本で血液検査をした時も、普通に着座の状態で採血ができないほどパニックを起こしてしまい、ベッドに寝かせてもらって採血したほど…。今回も、できれば横になって採血してほしかったのですが、そんな環境ではありませんでした。

 

とりあえず、看護師さんに、「とても怖い」と伝えました…。台の上に腕を置いて、顔は反対を向けました。それでも、テンパりすぎて、始まる前から何度も身体が縮こまってしまい、腕が曲がってしまうので、看護師さんに何度も「腕をまっすぐにしてね」と言われて、腕の位置を直されました。「Inhale, Exhale(吸って、吐いて)」と深呼吸を促されて、呼吸に集中している間になんとか採血を進めてもらいました。「あと1本だよ」と途中も励ましの声掛けをしてくれて、なんとか3本分の採血ができました。30代の立派な大人なのに、採血が苦手すぎてごめんなさい…。優しく対応してくださった看護師さん、本当にありがとうございました。

 

血液検査の結果は、2日後くらいには出るということで、検査結果はメールで送られてくるそうです。

 

待合室で、お会計を待っていると、まずは受付に呼び出されます。初めての来院なので、院内ツアーを希望するかと聞かれました。せっかくなのでお願いをして少し待っていると、スタッフの男性が声をかけてくれました。そして、タブレットで、簡単に診察のフローや、医師の紹介をしてくれました。KATOには5人の医師がいるそうで、もし希望があれば先生を指名できるそうです。また、待ち時間が長くて途中でごはんを食べるときは、下のフロアにコンビニやスタバがあることを教えてくれました。途中でクリニックを離れるときは、受付に声をかけて、また戻ってきた際にも声をかければよいそうです。院内を実際に回って、血液検査室(今日入った部屋)以外の、Consultation RoomやExamination Room、Treatment Room、トイレの場所や、奥にあるもう一つの待機スペース(こっちの方が空いているそう)などをぐるっと案内してくれました。

 

10分程度の院内ツアーが終わると、Cashier(会計)に呼ばれて、本日のお会計をしました。血液検査の費用は、以下の通りです。

  • AMH P6,714
  • Rubella IgG P1,232
  • TSH P868

合計 P8,814

事前に聞いていた通りの金額でした。

 

初めてクリニックを訪れて、KATOの院内はとても綺麗ですし、先生やスタッフさんも親切なので、これから安心して通えそうだなと好印象を持ちました。何度も通院することになると思うので、結構大切なことだと思います。

 

初回の血液検査から瀕死状態でしたが、これは採血が苦手すぎるという完全に個人的な問題です…!みなさんにとっては、もっとスムーズな1日になることを願います。