不妊治療記 in マニラ | 2023

フィリピン・マニラでの不妊治療の記録を夫婦で綴ります。

【マニラで不妊治療】クリニック選びと事前準備

こんにちは、さくらです。今日は、クリニック選びについて、書きたいと思います。

 

ネットで事前に調べる中で、マニラで不妊治療をするにあたり、いくつかの代表的な選択肢があることを学びました。

 

主に以下の3つがあるようです。

  • マニラ日本人会診療所(マカティ)
  • St. Lukes(BGC)
  • KATO REPRO BIOTECH CENTER(マカティ)

 

私たちが選んだのはKATO REPRO BIOTHECH CENTERという、不妊治療専門のクリニックです。KATOを選んだ理由として、一番大きいのは、家や会社などの生活圏から近かったことです。不妊治療中は、何度もクリニックに通う必要があるとのことで、徒歩で通える近さが魅力でした。フィリピンに住んでいると、公共交通機関が発展している訳ではないですし、車移動も常に渋滞のリスクがあるので、なるべく移動のストレスなく、歩いて通えるクリニックがやはり便利だと思います。

 

また、日本の加藤レディースクリニックの系列だということで、加藤レディースクリニックの方のWEBサイトなど、日本語の情報も参考にしやすいのではないかと思ったことも一因です。ちなみに、KATO自体には、日本人医師やスタッフ、日本語が話せる方はいません。

 

KATOについて調べると、不妊治療について機械的に決まっているステップ通り進められて寄り添ってもらえなかったとか、最初から人工授精・体外受精前提の治療を進められたことに不満があるというクチコミも見かけました。私自身も、まだ不妊治療に踏み出す決心がつかない段階で、一度、検査だけできるかと問い合わせをしたのですが、「不妊治療が前提です」と返信があり、検査のみでは受け付けてくれない感じでした。(もちろん私の英語の聞き方が悪かった可能性もありますが…!)

 

そこで、検査だけ別の施設で受けて、治療に進む決心がついたらKATOに通うか?ということも考えましたが、妊娠に向けて遠回りしたくないということを話し合って、結局最初からKATOに通うことにしました。機械的に進んでいくということは、それほど治療が確立されているということでもあると思うので、前向きに捉えて、KATOに決めました。

 

こうして、KATOに通うことを決めて、まずはメールで治療希望の旨を連絡しました。

 

メールの返信は比較的スムーズに来ます。メール受付は午前8:00~午後3:30までだそうで、それ以降は翌日に返信がきます。

 

初診にあたり、以下の書類をPDF/JPEG等でメールで提出するように指示されました。

  • 身分証明書(外国人の場合はパスポート)
  • 婚姻証明書
  • 過去の検査結果や治療記録(あれば)
  • 問診票(男女別形式)

婚姻証明書については、フィリピン渡航前にビザを発行するために取得したもののPDFをそのまま提出しました。

やまとは、事前に別なクリニックで簡易精子検査を受けていたので、その結果を提出しました。

 

これらの書類を提出すると、初診の事前支払い(P1,848)について、振込先の詳細情報をもらえます。

G-Cashで指定の口座に振り込み、スクリーンショットやトレースナンバーをメールで連絡します。このトレースナンバーは、G-CashのInboxから確認するそうで、最初はどこで確認できるものなのか分からず、少し手間取りました。

 

支払いが確認できると、やっと初診の予約が調整されます。

 

初診はオンラインで行っているとのことで、「JITSI MEET」というアプリをダウンロードしておくように案内されます。オンラインミーティングのログイン情報は直前にお知らせするとのことで、一旦申込がひと段落しました。

 

次はいよいよ初診です。